恐怖症

恐怖症とは、何らかの人、モノ、出来事、状況、環境などに対して、過度に恐怖を感じてしまう症状で、日常生活に支障をきたす場合も多いです。

対象はさまざまですが、大きく分けて６つがございます。

・状況型

高所恐怖、閉所恐怖、暗所恐怖、低所恐怖、広場恐怖など。
ビルの上階に行けない、エレベーターに乗れない、飛行機に乗れない、夜一人でトイレに行けない、夜出歩けない・・

・血液・注射・負傷型

血液恐怖、注射恐怖、ケガ恐怖など。
採血が怖くてできない、ケガの箇所を見れない、注射できない・・

・動物型

ヘビ恐怖、昆虫恐怖、犬恐怖、クモ恐怖、馬恐怖、コウモリ恐怖など。
動物そのものだけでなく人形やぬいぐるみなど偶像が怖い場合もあります。

・自然環境型

雷恐怖、嵐恐怖、地震恐怖など。
雷が怖くて外出できない、少し揺れるだけで動けなくなる・・

・人間型

外国人恐怖、黒人恐怖、子供恐怖、男性恐怖、女性恐怖、美人恐怖、老人恐怖、若者恐怖など。
その対象の人と会うのが怖い・・

・その他

アルコール恐怖、色恐怖、嘔吐恐怖、化学物質恐怖、影恐怖、学校恐怖、群衆恐怖、結婚恐怖、高温恐怖、幸福恐怖、歯科恐怖、仕事恐怖、視線恐怖、醜形恐怖、食事恐怖、職場恐怖、睡眠恐怖、性愛恐怖、先端恐怖、先鋭恐怖、登校恐怖、乗り物恐怖、不潔恐怖、

その他でも書ききれないくらいあります。

誰にでも怖いものは、一つ二つはあるものです。でも過度に恐れることで、生活になんらかの支障がある場合は、対処が必要になってきます。

恐怖感や不安感の度合いによっては、身体への症状も出ることがあります。
鳥肌が立ったり、動悸、めまい、吐き気、頭痛、ふるえ、しびれなど。度合いがかなり高まると、パニック発作に陥ることもあります。

日常にあまり影響がないものに関しては、必ずしも改善は必要とは限らない場合もございます。